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経営者の役割
こんばんは。
今回から、三回の「役割シリーズ」です。
まず、はじめに「経営者の役割」について考えます。
大上段のテーマですが、
こう言う考え方もある。
との、「広い心」でお願いします。
さて、経営者とは皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
お金持ち⁉︎ それとも、1番働く人⁉︎
それは皆さんの職場の経営者を見てお感じになっているのかも知れません。
中小の企業ですと、会社の借入は個人保証が求められます。なので、経営者の方々は文字通り「馬車馬ように」働かれるでしょう。
一方、大企業の経営者は「サラリーマン経営者」と揶揄されることもあります。確かに、金融機関からの借入には個人保証が求められることは、ほぼありません。
中小・大企業ともに経営者に求められるのは、
「社会から常に必要とされ続ける企業であるように舵を取ること。」
ではないでしょうか?
中小の企業ですと、創業の思い。
大企業ですと創業者の思い。
など、それぞれの大切なものを継承しながら「社会から必要とされ続ける」ことが求められます。
それらの思いが成文化されたもの。
それが「企業理念」や「経営理念」と呼ばれるものです。
その理念を追求することが、企業の目標ともなります。
ただ、理念は達成されることがありません。それは、理念の姿がどんどんと高みを帯びてくるからです。
企業の経営者は、理念追求の舵取りをする。
では、その舵取りとはどのようなものでしょうか?
企業は、理念追求のために事業活動を行います。その「どのような事業分野」で、活動を行うのか?も、舵取りの一つです。
そうです。社会から必要とされ続けながら…。
社会から必要とされ続けることは、簡単なようで難しいものです。
なぜなら、社会は日々変化しているからです。そう…見つからないように。
その社会変化を見定め、企業の舵取りをすることが、経営者の役割です。
追求する理念の姿を明確にして、浸透させる。
また、理念追求のためにどのような事業分野で活動を行うのかを判断する。
企業全体での方針や事業分野毎の方針を定めることも必要でしょう。
それらの方針を「経営方針」と称する場合が多いようです。
理念や方針は、企業で働く人々の判断の拠り所とすべきことです。
読者の方が経営者で有れば、明日にでも「当社の理念・方針」を従事者の方々に確認してみてください。
皆さんに浸透して共有できていますか?